沖縄のお墓って大きいな

私は沖縄に観光に行った際、所々に大きな石碑のようなものが立っていることに気づきました。

それはなんとお墓だそう。

私が見てきた日本のお墓とは、墓地に整然と、そして一つ一つがこじんまりとあまりスペースを取らないお墓だったので、なぜ沖縄のお墓が大きいのか調べてみることにしました。

沖縄のお墓の種類

調べてみると、沖縄のお墓には3種類あるそうです。

一つは亀甲墓というもの。

これは昔、台湾や香港などの大陸の影響を受けたものだそうです。

私が沖縄で見たのはこの亀甲墓だったと思います。

亀の甲羅のような形が特徴的だったのを覚えています。

二つ目は破風墓というもの。

これは琉球王国の王室が利用してきたものだそうで、屋根のようなものもあり、お墓なのにお城みたい!と思ってしまいました。

きっと王室の方を埋葬するところだったので、居心地がいいような住居のようなお墓の形にしたのかな?と思いました。

三つ目は屋形墓というもので、これは、先ほどの破風墓と基本的には同じそうですが、屋根の形が若干違うそうです。

なぜこんな大きくなったのか

前述した三つのお墓とも、一般的な日本のお墓に比べると形も特徴的ですし、何より大きいことにびっくりします。

なぜこんな大きいのかというと、そのまま遺体を石室内に入れていたからだそうです。

なぜ遺体を石室内に入れていたのかというと、沖縄は昔、風葬、という方法で埋葬していました。

風葬とは、石室内で遺体を数年間安置して風化を待つ方法です。

私は日本の埋葬の仕方は昔から専ら火葬法だったのかなと思っていたので、この方法で埋葬されていたことに驚きました。

本土が約1300年前に火葬法が導入されたのに対し、沖縄は儒教の影響を受け、独自の埋葬文化が発達したということです。

さらに驚くことに、風化した後、骨を洗って骨壷に納め直し、再び石室に入れていたそうです。

当時の人は、人を葬る際、二度手間になって大変だったろうなと思います。

しかし、この文化が沖縄の人達にとって、心を込めて人を弔う礼儀正しい方法だったのだと思います。

一周忌や三回忌という言葉がありますが、これは儒教の思想を元にしたもので、沖縄の人達は本当にその期間をかけて死者を弔ったそうです。

また、なぜ私が所々にお墓を見つけたかというと、沖縄には土地がなかったことから、家の敷地にお墓を作る文化があったそうです。

墓地、というような他の土地とは異なった雰囲気のエリアがある本土に対して、沖縄はごく自然にお墓というものがその環境に馴染んでいるということです。沖縄県のお墓販売している箇所も複数ありますので参考にしてみてください。

今では風葬という文化はなくなり、昔よりはお墓は大きくないそうですが、今度沖縄に行く機会があったら、また昔ながらのお墓を見て当時の方達の文化に触れたいと思いました。